2018 Fiscal Year Research-status Report
初期腫瘍崩壊を利用した液体生検によるドライバー遺伝子耐性変異の予測
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18K15262
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Research Institution | Asahikawa Medical College |
Principal Investigator |
吉田 遼平 旭川医科大学, 大学病院, 特任助教 (40792883)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 分子標的薬 / 耐性変異 / ドロップレットデジタルPCR / EGFR肺癌 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の基盤となるALK肺癌におけるドロップレットデジタルPCRの耐性変異解析に関する論文が完成し、BMC Cancer誌にアクセプトされた。本解析系をプロトコール論文とし、現在、EGFR肺癌患者を対象とした臨床試験を開始している。また、in vitroの研究系も進行しているが、in vivoに関する実験は遅れているために今後、モデル作成ならびに薬剤投与も進めていく必要がある。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
患者対象研究であり、そのために必要な倫理委員会を介した書類作成は済み、臨床試験が進行中である。
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Strategy for Future Research Activity |
当初の計画より遅れている点としてEGFR肺癌担癌マウスモデルの作成が挙げられる。以降はマウスモデル作成に注力し、且つ患者検体での解析もすすめていく。
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