2019 Fiscal Year Research-status Report
アルツハイマー病リスク遺伝子SV2BによるシナプスAβの産生調節機構の解明
Project/Area Number |
18K15365
|
Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
宮本 将和 京都大学, 医学研究科, 特定助教 (80816736)
|
Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
Keywords | SV2B / BACE1 |
Outline of Annual Research Achievements |
2018年度の業績を含め、これまでの研究結果を論文にまとめて報告した。(Jounral of Alzheimer's Disease 2020 April 6号に掲載) SV2BがBACE1を制御する機構については他にも複数のタンパクが関与していることが想定される。免疫沈降法を用いて、SV2B/BACE1に対するインタラクターとなり得る候補タンパクを複数同定した。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2018年度の遅れが影響している。研究の対象となる候補のタンパクは複数同定されたので、2020年度には研究に一定の広がりが期待できる。
|
Strategy for Future Research Activity |
SV2B/BACE1に対するインタラクターとなり得る候補タンパクを複数同定した。今後、これらがそれぞれどのように相互に関係し合うかをさらに突き詰める必要がある。この候補タンパクの中で、Aβ産生などのアルツハイマー病の病態に関連がありそうなものについては特に注目して研究を進める。
|
Research Products
(1 results)