2019 Fiscal Year Research-status Report
高齢者ポリファーマシーに対する減処方プロトコルの有効性:ランダム化比較試験
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18K15434
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Research Institution | St. Marianna University School of Medicine |
Principal Investigator |
家 研也 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 講師 (20608939)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | ポリファーマシー / 老年医学 / 潜在的不適切処方 |
Outline of Annual Research Achievements |
2019年度5月より本臨床試験の症例エントリーを開始し、2019年度末の時点で204例のエントリーを完了している。また、試験参加者の電話および薬局薬剤情報収集によるフォローアップデータ取得を実施し、おおむね順調にデータ収集も進行している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初23ヶ月間のエントリー期間で500例のエントリーを予定していたが、2019年度末までの11ヶ月で203例のエントリーと、当初計画より若干のエントリーの遅れが生じている。この理由として、2020年始からの新型コロナウイルス感染症の国内流行に伴い、当院の診療体制に大きな変更が生じ、これに伴い研究実施にも軽度の影響が生じたことが挙げられる。
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Strategy for Future Research Activity |
2020年度末までに500例の症例エントリーを予定している。2020年度はエントリー症例のペースを増やす目的で、研究実施体制の見直しを行い、外来および入院病棟において担当医による試験参加説明・同意取得が可能となるように変更を行う予定である。
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Causes of Carryover |
当初計画より症例エントリー開始時期が遅れた関係で、人件費、研究協力者への謝礼品、物品費全般に年度繰越での使用となっている。この繰越分は、2021年度のフォローアップ期間が後ろ倒しになることに伴う追加の人件費、学会出張費などで利用予定である。
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