2018 Fiscal Year Research-status Report
日常生活における光曝露環境が双極性障害の病状に及ぼす影響の解明
Project/Area Number |
18K15529
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Research Institution | Fujita Health University |
Principal Investigator |
江崎 悠一 藤田医科大学, 医学部, 客員助教 (60793693)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 光曝露 / サーカディアンリズム / 双極性障害 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、日常生活における光曝露環境が双極性障害患者の病状にどのような影響を与えているのかを明らかにすることである。平成30年度は研究申請時の予定通り、175名の外来通院中の双極性障害患者に対して、外来にて病状の評価をして自宅にて連続7日間の間照度計を使用して光曝露を測定した。現在、その結果を解析し論文を作成し、国際医学雑誌に投稿中である。本研究結果により、夜間の光曝露は双極性障害の睡眠の質の悪化と関連していることが明らかになった。さらに日中の光曝露は双極性障害のうつ症状と関連することが明らかになった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
現時点では研究計画通り滞りなく研究実施できていると考えている。
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Strategy for Future Research Activity |
平成31年度は目標症例数である200名を達成し、達成後は解析及び論文の投稿を予定通り進めていく。
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Causes of Carryover |
平成30年度に購入予定であった研究機器、資材の購入を翌年度に繰り越したため。
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