2018 Fiscal Year Research-status Report
Development and verification an optical three-dimensional dosimeter for using X-ray therapy
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18K15583
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
太田 岳史 東京大学, 医学部附属病院, 特任助教 (20727408)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | シンチレーター / X線プロファイル / QA |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度はソフトウェアの開発及び、開発機に必要なコンポーネントの検討をおこなった。特に光学的3次元線量測定器を開発は最小限のシンプルな構成にしようと考えているので機能を満たす部品の組み合わせを吟味した。計画するに当たりシミュレーションなど模擬投影データを作成し、そららから再構成した線量分布が必要十分かの検討を行った。投影データ、つまりカメラでの異なる確度からの撮影枚数が少なければ、3次元的に構成は非常に困難になる。しかしX線は触診するという特性から足りない部分の情報は補完可能である。あと半年ほどこれらの検討を行い、カメラの撮影角度とミラーの数を決定する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
本年度は研究開発としては進展しなかった。研究開発を行うための機材が必要であったためこれらの入手ルートの確保お行い、また大学病院の装置を使用するため臨床への影響がないよう関係者と配慮に関する相談を行った。また本研究所の人材が世代的に交代し、研究所業務に注力した。業務により研究が圧迫されることは予想できていたので、次年度時間の確保のため業務の圧縮を優先した。
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Strategy for Future Research Activity |
機材購入の目処はたっているので、ソフト面での研究開発を行い、ハードウェアにに最低限必要な仕様の選定を行う。ハードウェア部分に求めるのはカメラの光感度と画素分解能、及び可搬性を考慮した可能な限り小型な画像処理用コンピューターの性能である。これらは近年目覚ましく進歩しているため、研究開発を行いながらタイミングよく仕様を決定したいと考えている。本年の12月頃までにはこれまでの遅れを取り戻すよう、実証機までの開発させる。来年度はアドバンスな部分であったり新規的な昨日の開発に注力したい。
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Causes of Carryover |
去年度は本来の業務と物品の入手ルート確立に注力したため研究はあまり進んでいない。 研究に必要な装置類の購入目処はたっているが、購入は次年度に行う計画である。
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