2018 Fiscal Year Research-status Report
Automatic-diagnosis of panreatic diseases using artifical intelligence
Project/Area Number |
18K15769
|
Research Institution | Aichi Cancer Center Research Institute |
Principal Investigator |
桑原 崇通 愛知県がんセンター(研究所), がん予防研究分野, 研究員 (10816408)
|
Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
Keywords | 人工知能 / deep learning / 膵嚢胞 / 超音波内視鏡 / IPMN |
Outline of Annual Research Achievements |
1) AIによるIPMNの術前良悪性診断の診断能に関して研究を行った。超音波内視鏡画像を用いてAIを作成し、データを学習させ10-fold交差検証を行い精度診断を行ったところ正診率は94%という結果となった。この精度は医師が総合的に判断した診断能(56%)よりも有意に高い診断能となった。以上の結果をClinical and Translational Gastroenterologyにacceptされた。そのデータをもとにリアルタイム判定を行うソフトウェアを開発中である。完成したらそれをもとに多施設前向き観察研究を実施する予定である。 2) AIによる膵腫瘍の自動鑑別診断の診断能に関しては現在画像データを作成中である。画像データが完成したらAIのアルゴリズムを構築し学習させる予定である。 その他:嚢胞液解析結果をdeep learningを用いて解析を行った。データを学習させ10-fold交差検証を行い精度診断を行ったところ正診率は93%という結果となった。以上の結果をScientific reportsにacceptされた。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
おおむね予想通りの進捗で論文作成、人工知能の作成を行っている。
|
Strategy for Future Research Activity |
引き続き計画通りデータ作成、人工知能アルゴリズムの作成を行う。多施設研究に関しては現在計画中である。
|
Causes of Carryover |
deep learning用サーバーを購入した。現状行っている学習フェーズで必要な分のGPUを搭載したスペックしたため、次年度分に繰り越すこととした。今後ソフトウェア開発においてGPUが必要となった場合追加で購入する予定である。
|
Research Products
(4 results)