2019 Fiscal Year Research-status Report
Prognostic Significance of Immediate Arrhythmia Recurrences after Intracardiac Cardioversion in Patients Subsequently Undergoing Persistent Atrial Fibrillation Ablation
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18K15865
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Research Institution | Nippon Medical School |
Principal Investigator |
藤本 雄飛 日本医科大学, 医学部, 助教 (80809393)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 心房細動 / カテーテルアブレーション / 電気的除細動 |
Outline of Annual Research Achievements |
持続性心房細動に対するカテーテルアブレーション治療成績は発作性心房細動に対し劣るが、発作性心房細動と同様に肺静脈隔離が効果的な例も確かに認められ、肺静脈隔離だけでは不十分となる例と混在しているが、どういった例に肺静脈隔離術が有効かはいまだ不明である。本研究は持続性心房細動例において、初回アブレーション時にまず心内除細動を行い、Immediate recurrence of atrial fibrillation; IRAFの有無を評価、2群に分けアブレーション後の長期治療成績を比較することを目的している。 発作性心房細動症例と同様に肺静脈内の期外収縮を契機に心房細動化し、不整脈が持続するケースがある一定数存在すると考えられ、IRAFとの関連性があるか不明である。 IRAF症例においてその起源を明確にし,その臨床的意義を見出し評価することが本研究の主眼である。 2018年度は症例登録を行い治療成績を追うとともに、外来来院時のみならず家庭で毎日複数回心電図を記録し、より正確に再発有無を評価する目的で携帯心電計を購入し、治療後の症例に貸し出しを行い再発有無の評価に使用している。2019年度は症例の追加及び経過のフォローを行った。なお今年度までに途中経過を集計および解析し、海外での発表を含む国内外での学会発表を行い、討論を重ね論文でのdiscussionの充実をはかってきている。今年度は経過のフォローを引き続き行い、いままでの結果をまとめ解析および論文化、発表を行う予定としている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
予定していた症例と同等程度のペースで進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度はデータのまとめ、解析をおこない論文を含めた発表をする。
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