2018 Fiscal Year Research-status Report
がん幹細胞・上皮間葉移行が関わる肺がん分子標的薬の耐性克服~根治を目指して
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18K15961
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Research Institution | Nippon Medical School |
Principal Investigator |
菅野 哲平 日本医科大学, 医学部, 助教 (10809635)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 耐性克服 / エクソソーム |
Outline of Annual Research Achievements |
現在,EGFR陽性肺癌細胞株において、オシメルチニブの耐性メカニズムの研究を行なっている。オシメルチニブの耐性株を樹立し、耐性株と感受性株における遺伝子発現の比較はすでに検討を行なっている。それらの遺伝子発現に関わる因子として、細胞上清のエクソソームに注目した。 細胞上清から、エクソソームを抽出し、エクソソームであることを同定した。 現在、エクソソーム内のマイクロRNAアレイによりエクソソーム中のマイクロRNAと、細胞内の遺伝子との相互関係を確認し,耐性に関与している因子を同定する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
エクソソーム抽出に時間をようしたため
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Strategy for Future Research Activity |
今後、エクソソーム内のマイクロRNAアレイによりエクソソーム中のマイクロRNAと、細胞内の遺伝子との相互関係を確認し,耐性に関与している因子を同定する。
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Causes of Carryover |
エクソソーム抽出に時間を要したため。 今後、エクソソーム内のマイクロRNAアレイによりエクソソーム中のマイクロRNAと、細胞内の遺伝子との相互関係を確認し,耐性に関与している因子を同定し、海外学会発表を行う。
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