2019 Fiscal Year Research-status Report
The mechanism of intravascular lymphoma
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18K16057
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Research Institution | Hamamatsu University School of Medicine |
Principal Investigator |
糟谷 啓 浜松医科大学, 医学部, 助教 (60599421)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 血管内リンパ腫 |
Outline of Annual Research Achievements |
現在まで10例程度のランダム皮膚生検をしているが、当院では1例も、血管内リンパ腫の症例がなかった。このため、リンパ腫の細胞株を樹立はできていない。 代わりに、今までの血管内リンパ腫の症例の病理切片を使用して、その病態の解明を進めている。 例えば、リンパ腫の細胞ではCD40が産生され、血管内皮細胞では、そのリガンドである、CD40Lが産生されていることが、本研究で明らかとなった。これが、腫瘍細胞と、血管との相互作用をし、血管内リンパ腫の特異な病態に貢献しているものと考えられる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
現在まで10例程度のランダム皮膚生検をしているが、当院では1例も、血管内リンパ腫の症例がなかった。このため、リンパ腫の細胞株を樹立はできていない。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、血管内リンパ腫の症例が現れるのを待ちつつ、今までの血管内リンパ腫の症例の病理ブロック標本を用いて、研究を進める。
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Causes of Carryover |
今後も、細胞の培養や、組織の染色で費用がかかる。
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Research Products
(8 results)