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2018 Fiscal Year Research-status Report

Tumor recognition mechanism of NKT cells for CD1d-negative leukemia cells

Research Project

Project/Area Number 18K16108
Research InstitutionChiba University

Principal Investigator

青木 孝浩  千葉大学, 医学部附属病院, 医員 (30791553)

Project Period (FY) 2018-04-01 – 2020-03-31
KeywordsiNKT細胞 / 白血病
Outline of Annual Research Achievements

iNKT細胞はaGalCerを提示したCD1d陽性白血病細胞のみならず、CD1d陰性白血病細胞に対しても脱顆粒、サイトカイン産生し、直接的細胞傷害活性を示した。
iNKT細胞にはNKG2D, DNAM-1, 2B4, LFA-1, CD2といった共刺激分子が発現しており、CD1d陰性白血病細胞に対するiNKT細胞の脱顆粒能、サイトカイン産生、直接的細胞傷害活性は、これらいずれの阻害抗体によっても抑制された。またこれらの受容体に対する抗体をその二次抗体を用いて架橋し、単一受容体刺激を加えたところ、LFA-1, CD2の刺激によって脱顆粒、サイトカイン産生が誘導された。これらのことからLFA-1, CD2がCD1d陰性白血病細胞に対する細胞傷害活性に強く寄与していることが示唆された。CRISPR/Cas9 systemを用いてLFA-1, CD2のノックアウト(KO)を行い、LFA-1, CD2-KO iNKT細胞で脱顆粒能が低下することを確認した。一方で、LFA-1, CD2の両者をKOしても、脱顆粒能は完全には失われなかったことから、iNKT細胞にはNK細胞同様に多数の腫瘍認識機構が存在するものと考えられた。
NOGマウスにCD1d陰性白血病細胞株K562を移植し、ヒト白血病マウスを作成した。これに健常人から培養したiNKT細胞を移植することにより、生存期間の延長が得られた。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

当初予定していた研究計画はおおよそ終了している。

Strategy for Future Research Activity

これまでに得られた知見の確認作業を行うとともに研究成果発表を行う。

Causes of Carryover

残額内で購入できる必要試薬がなかったため、次年度に繰り越し次年度使用額と合算して使用する。

URL: 

Published: 2021-01-27  

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