2021 Fiscal Year Annual Research Report
Genetic and functional analysis of dental pulp stem cells derived from patients diagnosed with hypoganglionosis aiming for autologous cell transplantation
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18K16260
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
吉丸 耕一朗 九州大学, 医学研究院, 講師 (60711190)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | ヒルシュスプルング病 / ヒルシュスプルング病類縁疾患 / 腸管神経節細胞僅少症 / 腸管不全 / 脱落乳歯歯髄幹細胞 / 再生医療 / 腸管再生 |
Outline of Annual Research Achievements |
[1] H類縁の遺伝子的背景の解析として、HYPO患児3名から脱落乳歯を入手し、HYPO-SHEDを単離、培養し次世代シークエンサーにより全エクソームシークエンスを行った。公開されているデータベースをリファレンスにし新規のSNPsならびにInDelsを複数認めた。 [2] HYPO-SHEDの幹細胞生物学的解析として、[1]にて単離培養したHYPO-SHEDを用いて解析を行った。対象として間葉系幹細胞としての評価が確立している健常児由来のSHED(healthy-SHED)を用いた。各種評価においてHYPO-SHEDとhealthy-SHEDに差はなく、増殖能は同等と思われた。また、フローサイトメトリーによりHYPO-SHEDの表面抗原を精査し、healthy-SHED同様であり、間葉系幹細胞に矛盾しないことを証明した。また、HYPO-SHEDが脂肪細胞、骨芽細胞へ分化可能であることを確認した。また、HYPO-SHEDは増殖能を有するが、その増殖は有限であり、腫瘍細胞にみられるような足場非依存性は認めないことを明らかにした。 [3]H類縁モデルマウスに対する患者由来SHED移植効果の検討として、JF1マウスに対する上記HYPO-SHEDの細胞移植を行い、非移植群とHYPO-SHED移植群、healthySHED移植群とで移植後の体重増加の推移の観察を終了した。結果を吟味するにJF1マウスの入手元を変更する必要性が明確となり、再度実験を再構築することとなった。移植結果の解析は現在進行形であるが、hypo-SHEDのhomingに関しては確認をしえた。 [4][3]の状況の変化により、未着手となった。
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Research Products
(1 results)