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2021 Fiscal Year Annual Research Report

Exploration of organ specific antigen regulated by regulatory T cells in a mechanism of transplant tolerance

Research Project

Project/Area Number 18K16268
Research InstitutionSt. Marianna University School of Medicine

Principal Investigator

篠田 和伸  聖マリアンナ医科大学, 医学部, 教授 (60348737)

Project Period (FY) 2018-04-01 – 2022-03-31
Keywords混合キメラ / Foxp3 / Treg / ジフテリアトキシン
Outline of Annual Research Achievements

C57BL/6-Foxp3DTRマウスを米国ジャクソン社から購入し、その後、繁殖は順調に行えている。実験計画通り、C57BL/6-Foxp3DTRとDBA/2の交配を行いF1マウスを作成し、それを骨髄移植ドナーとして、C57BL/6-Foxp3DTRマウスをレシピエントとし、CD4, CD8, CD40L抗体を注射後に3 Gyの全身照射を行い混合キメラマウスを作成した。キメラ状態を確認するために末梢血を採取しフローサイトメトリーで確認を行った。約80%の確立で混合キメラが作成することができた。またキメラマウスの脾細胞をadaptor transferするレシピエントであるB6 Rag1-ノックアウトマウス(C57BL/6バックグラウンドでT, B細胞を欠損している系統)を米国ジャクソン社より購入し、繁殖も順調に行えている。現在、混合キメラマウスにDBA/2をドナーとする皮膚移植、心臓移植を適宜行い、移植臓器の生着モニタリングを行い、免疫寛容状態を確認している。免疫寛容が成立した混合キメラマウスにジフテリアトキシンを投与することでTregを一時的に消去することにより免疫寛容の破綻を確認する実験系を行っている。今後、それらの混合キメラ個体より脾細胞を採取し、それをRag1-ノックアウトマウスへadaptive transferを行う。Rag1ノックアウトマウスにはDBA/2の心臓、皮膚をあらかじめ移植しておき、輸注された混合キメラの細胞がそれらの移植片を拒絶するか否かを確認する実験系の準備をすすめている。これによりTregが制御している臓器特異抗原が移植臓器特異的か否かを明らかにすることができる予定でいる。実験のCompleteに向けて順調にすすんでいる。

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Published: 2022-12-28  

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