2018 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
18K16514
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
島崎 淳也 大阪大学, 医学系研究科, 特任助教(常勤) (40528767)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 熱中症 / HMGB1 |
Outline of Annual Research Achievements |
現在熱中症における意識障害の原因解明研究をすすめている。研究の柱は3つあり、①ラットモデルを用いた病態解明、②臨床研究による熱中症性脳症の臨床像解明、③レジストリーデータを用いたリスク因子の抽出である。 ①熱中症ラットモデルを用いた熱中症性脳症のメカニズムを解明:ラットモデルの安定化をはかっている。 ②熱中症患者における熱中症性脳症の臨床像解明:現在多施設研究を実施する準備をすすめている。 ③熱中症レジストリーを用いた熱中症性脳症の疫学調査:HeatStroke Study2017-2018のデータ解析を現在すすめている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
基礎実験、臨床研究、レジストリー研究ともに当初の予定通りである。
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Strategy for Future Research Activity |
基礎実験に関しては、今年度中に実験を完了し結果を得る予定である。また臨床研究に関しては今夏より多施設研究を開始予定である。
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Causes of Carryover |
多施設研究の実施が2019年からとなったため
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Research Products
(2 results)