2018 Fiscal Year Research-status Report
Development of the rehabilitation of the swallowing using the mirror neuron
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18K16598
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Research Institution | Tokyo Dental College |
Principal Investigator |
三條 祐介 東京歯科大学, 歯学部, 助教 (60615409)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 摂食嚥下障害 / ミラーニューロン / リハビリテーション / 摂食嚥下リハビリテーション |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は健常高齢者14名を対象に嚥下動画提示によるミラーニューロン領野の存在を明らかにし、リハビリテーションへの応用が可能かを検証することを目的とした。 (株)ATR-Promotions 脳活動イメージングセンタに設置された3T-fMRIを使用した。嚥下動画は①水嚥下(6秒)、②咀嚼嚥下(6秒)、③水嚥下・レントゲン動画(9秒)、④咀嚼嚥下・レントゲン動画(9秒)の4種類を使用。コントロール動画は①~④のそれぞれを1000分割にモザイク処理した動画⑤~⑧の4種類を使用。)の計8種類の動画を使用した。動画の提示は画像提示モニターを使用。動画の提示デザインはブロックデザインとし、提示時の脳活動のデータ収集を行った。被験者には、MRI装置内であおむけになり、スクリーン上に提示される様々な嚥下動画を観察してもらった。嚥下動画の合間に「+」記号がランダム表示された際には、反応ボタンを押すよう指示した。1セッションは約5分で、全部で4セッション実施した。途中、5分程度の休憩を設け、実験終了後、アンケートを記載するよう指示した。実験は大きなトラブルなく、予定通りに行うことができた。被験者も実験終了後も健康面に大きな問題なく実験は終了した。今後は採取したデータの解析を行い、嚥下のミラーニューロンの存在の検証を行う予定である。 嚥下運動の提示によるリハビリテーションの検証はまだ行われていない。嚥下障害患者の多くは高齢者であるため、高齢者においてのミラーニューロン活動の検証が必要となる。 運動の動画提示によるリハビリテーションが確立できれば、食物を介さずに訓練ができ、誤嚥のリスクが高い嚥下障害患者にも、安全で効果的なリハビリテーションとなりうる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
18年度に実験によるデータ採取を行い、19年度にデータの解析、まとめ、発表を行う予定であるため。
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Strategy for Future Research Activity |
データの解析、まとめ、発表を行う予定である。
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Causes of Carryover |
データ解析のための専用ソフト、学会発表などへの使用を予定している。
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