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2018 Fiscal Year Research-status Report

微小還流を用いた筋・筋膜性疼痛の組織液採取と組成解析

Research Project

Project/Area Number 18K16643
Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

小野田 祥人  東北大学, 大学病院, 助教 (80810580)

Project Period (FY) 2018-04-01 – 2021-03-31
Keywords筋・筋膜痛症候群 / トリガ―ポイント / 微小還流 / メタボローム
Outline of Annual Research Achievements

筋・筋膜痛症候群(myofascial pain syndrome : MPS)は、様々な疼痛症状が慢性的に出現
する慢性疼痛疾患である。その発生頻度は高いが、病態は未だ不明な点が多く、有効な治療法は確立されていない。本研究は、筋・筋膜痛における代謝サイクルの変化が、痛みの原因とされる組織の酸性環境の構築へどのように影響しているのかを明らかにするものである。
本研究では、健常成人およびMPS患者を対象とし、東北大学医工学研究科で新たに開発された微小還流という技術を用いて行うが、ヒトを対象として、未承認デバイスを用いた研究であり、特定臨床研究に該当する。そのため倫理委員会の承認に時間を要している。現時点では、倫理審査の承認を待ちつつ、実験器具を揃えるなどの準備を進めている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

本研究は、ヒトを対象として、微小還流という未承認デバイスを用いた研究であり、特定臨床研究に該当する。そのため倫理委員会の承認に時間を要しているため、研究の進捗は遅れている状態である。

Strategy for Future Research Activity

倫理委員会の承認が得られた後、健常成人およびMPS患者に対し、微小還流で組織還流液を採取し、そのサンプルを用いてメタボローム解析を行う予定である。

Causes of Carryover

本研究は進行中であり、次年度使用額が生じるのは予定通りである。次年度は微小還流によるサンプル採取およびメタボローム解析を行うための、備品・試薬購入、および研究成果発表のための学会参加旅費、論文作成のための印刷・複写・通信費として使用予定である。

URL: 

Published: 2019-12-27  

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