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2019 Fiscal Year Research-status Report

Utility of fully automated real-time PCR for the rapid diagnosis of implant infection

Research Project

Project/Area Number 18K16669
Research InstitutionYokohama City University

Principal Investigator

崔 賢民  横浜市立大学, 医学部, 講師 (20760888)

Project Period (FY) 2018-04-01 – 2022-03-31
Keywords全自動リアルタイムPCR / MRS感染 / インプラント周囲感染
Outline of Annual Research Achievements

1. 全自動リアルタイムPCRの精度評価:これまでに化膿性関節炎・人工関節周囲感染が疑われた症例のうち関節液検体が保存しある117例において、全自動リアルタイムPCRと従来のリアルタイムPCRおよび臨床・血液・画像所見についての比較を行った。全自動リアルタイムPCRのMRS同定に関する精度について、現在英語論文を作成中である。
2. 全自動リアルタイムPCRの術中迅速診断への応用:
化膿性関節炎・人工関節周囲感染が疑われた症例10例において、手術中に関節液および組織とインプラントを採取し、MRS感染の迅速診断を行った。組織・インプラントに関しては、攪拌と超音波処理を用いることで、内部および周囲に付着するだ細菌と細菌性DNAの簡易抽出を行い、検体の搬送を含む全検査を、組織採取後50分で完了することが可能なことを確認した。
当初2例において、PCR反応が阻害されたが、簡易抽出方法の変更により解決された。今後前向きにさらなる症例数の増加と精度の検証を行なっていく予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

現在後ろ向きの検査については完了しており、今後前向きに評価を行う予定である。

Strategy for Future Research Activity

1. 全自動リアルタイムPCRの精度評価:
全自動リアルタイムPCRのMRS同定に関する精度について、現在英語論文を作成中であり、整形外科関連英文しへ投稿予定である。
2. 全自動リアルタイムPCRの術中迅速診断への応用:
現在はまだ症例数が10例であり、今後さらに症例数の拡大を目指す。
手法については確立されており、精度に加えて迅速生の評価として、検体採取から結果判定までの時間についても検証する予定である。

Causes of Carryover

昨年度の旅費の削減が可能であったため、次年度使用額が生じた。次年度の旅費へ使用する予定である。

URL: 

Published: 2021-01-27  

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