2020 Fiscal Year Research-status Report
中心性漿液性脈絡網膜症における漿液性網膜剥離の病態解明
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18K16927
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
三木 明子 神戸大学, 医学部附属病院, 助教 (10726988)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 網膜 |
Outline of Annual Research Achievements |
当初予定していた豚網膜のRPE細胞ではなく、当研究室に保有していたヒト網膜色素上皮細胞(ARPE19)を用いて研究を開始した。RPEでのYAP及びLAT1の発現を免疫染色及びリアルタイムRT-PCRにおいて確認した。また培養密度を変更し、タイトジャンクションが形成される時期まで培養を行い、それらの発現の変化について検討した。次に、ストレッチチャンバーの調整へ進んだ。これまでにARPE19細胞におけるストレッチチャンバーでの機械的ストレスについての報告がないため、さまざまな強度、時間、で検討を行い、現在、最終調整を行っているところである。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
コロナでの研究制限があったため。
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Strategy for Future Research Activity |
ストレッチチャンバーでの機械的ストレスの条件が決定したら、それによる変化をまず、既に他の機械的ストレスで変化すると報告されているマーカーで確認し、その後機械的ストレス下でのYAP及びLAT1の変化について検討する予定である。
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Causes of Carryover |
コロナにより研究中止が余儀なくされたため。
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