2020 Fiscal Year Research-status Report
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18K16979
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
金山 幸司 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (40612601)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 毛髪再生 / 毛乳頭細胞 / 毛根鞘細胞 / 低酸素培養 / 毛包新生 / 細胞移植 / 再生医療 / 幹細胞 |
Outline of Annual Research Achievements |
前年度に引き続き、実験データの再現性を確認するため、細胞移植形態の作製、遺伝子発現解析、細胞移植実験、組織学的評価に関する追加実験を行った。各移植形態細胞群よりtRNAを抽出・精製した後、リアルタイムPCRにより毛包誘導能関連遺伝子のmRNA発現量を解析し、細胞シート群におけるDPCおよびDSCのTGFB2の発現増大を再確認した。サンドイッチ法による動物実験において、DPCでは細胞シート群の再生毛包数が細胞凝集塊群よりも有意に多く、DSCでは成熟再生毛包の数が細胞シート群で最も多いことを再確認した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウイルスの影響で参加を予定していた学会が延期となった。また新型コロナウイルスの影響により、予定していた研究試薬の納品が年度内に実施できない事態が発生した。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き、更なるデータを補完するための追加実験を行い、本研究で得られた成果の報告を行う予定である。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルスの影響で参加を予定していた学会が延期となった。研究遂行上、学会参加による情報収集が不可欠なため代替の学会が開催される次年度まで研究期間を延期する必要が生じた。また新型コロナウイルスの影響により、予定していた研究試薬の納品が年度内に実施できないため、研究遂行上必要な当該研究試薬の納品が見込まれる次年度まで研究を延期する必要が生じた。今後は学会参加および研究試薬の納品が可能になった段階で、可及的速やかに繰り越した助成金を使用する予定である。
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