2018 Fiscal Year Research-status Report
Expansion of freeze-dried platelet rich plasma into platelet lysate with fibrin
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18K17201
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Research Institution | Nagasaki University |
Principal Investigator |
中谷 佑哉 長崎大学, 病院(歯学系), 助教 (50770822)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 血小板溶解液-フィブリン複合体 / 骨再生 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、血小板溶解液-フィブリン複合体(PLF)を用いた同種移植による組織再生法の開発とその有用性を明らかにすることを目的とする。 研究代表者が行った先行研究において、多血小板血漿(PRP)は、凍結乾燥処理を施してもその活性を失わないことから、PRPの骨再生促進作用の主体は血小板に含まれる成長因子およびフィブリンネットワークであることが示唆された。一方、PRP中の白血球分画に含まれるプロテアーゼが血小板活性の低下を引き起こすことが知られており、白血球を除去することにより、より高い組織再生作用を期待できる。また、白血球は抗原提示にも強く関与するため、これを除去することで免疫反応を抑制でき、同種移植が可能になると考えられた。 2018年度においては、PRPから白血球分画を取り除きPLFを調製する方法の検討および電子顕微鏡によるフィブリンネットワークの観察を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
上記の研究実績概要で示したとおり、計画はおおむね順調に進展していると考えられる。 2019年度は下記に示す方針方策を行って、さらなる検討を行っていくこととする。
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Strategy for Future Research Activity |
PLF中の成長因子やPLFの幹細胞細胞増殖能などのin vitro実験と、in vivo実験として動物に対する移植実験でPLFの骨再生能、免疫反応の有無を検討していく。
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