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2018 Fiscal Year Research-status Report

Effects of dental pulp stem cells from deciduous teeth under hypoxia

Research Project

Project/Area Number 18K17274
Research InstitutionOsaka Dental University

Principal Investigator

河合 咲希  大阪歯科大学, 歯学部, 助教 (70707067)

Project Period (FY) 2018-04-01 – 2021-03-31
Keywords乳歯 / 歯髄 / 骨芽細胞
Outline of Annual Research Achievements

乳歯歯髄由来細胞は、様々な細胞に分化することが知られている。さらに低酸素培養を行うことで、永久歯歯髄由来細胞や歯根膜由来細胞においては未分化マーカー遺伝子発現の増強や脂肪細胞、骨芽細胞、軟骨細胞分化が明らかになっている。これまでに乳歯歯髄由来細胞において低酸素培養下における脂肪細胞分化の増強を明らかにしており、他の細胞への分化の確認を行うために、まず骨芽細胞分化を行った。低酸素培養を行った乳歯歯髄由来細胞において骨芽細胞への分化をアリザリンレッド染色にて確認した。現在はリアルタイムPCRにて骨芽細胞マーカー遺伝子変動の確認を行っているところである。
さらに、永久歯歯髄由来細胞を低酸素下で培養する前処理を行うと細胞生存率、増加度、骨形成を向上させたという報告があり、現在、乳歯歯髄由来細胞において低酸素培養の前処置を行い、骨芽細胞への分化を検討している。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

当初の計画とはずれてはいるが、おおむね順調に進展していると思われる。

Strategy for Future Research Activity

持続的に低酸素下で培養を行うだけではなく、低酸素培養を前処置として行うことで細胞生存率や増加度を増強している報告もあることから、持続的な低酸素培養と前処置としての低酸素の活用について、検討を加えていく予定である。
乳歯歯髄由来細胞において持続的低酸素培養、前処置として低酸素培養を行い、通常培養下(20%酸素)と細胞生存能、未分化マーカー遺伝子発現変動を検討し、さらに骨芽細胞へ分化させ、比較検討を行う予定である。

Causes of Carryover

購入予定であったプライマーの納期が次年度になった為。

URL: 

Published: 2019-12-27  

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