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2018 Fiscal Year Research-status Report

地域高齢住民における血管機能と認知症およびフレイルの関連

Research Project

Project/Area Number 18K17373
Research InstitutionGunma University

Principal Investigator

大山 善昭  群馬大学, 医学部附属病院, 非常勤講師 (80420131)

Project Period (FY) 2018-04-01 – 2021-03-31
Keywords血管機能 / 中心血圧 / 認知症 / フレイル
Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は、地域高齢者における血管機能指標と認知機能障害の進行およびフレイルの進行との関連を明らかにすることである。本研究で血管機能障害が認知障害、フレイルの進行を予測することが明らかにされることにより、臨床医学・予防医学の発展と成人特に高齢者保険の向上に大きく寄与することが期待される。データの構築のため、住民健診を受ける地域一般高齢者を対象として、血管機能検査および認知障害、フレイルの評価を住民健診に組み込むこととした。
本年度は、住民健診実施機関である群馬中央病院と綿密なミーティングを行い、実施する検査スケジュールの作成を行った。血管機能の測定のため、中心血圧及びAugmentation Indexを上腕カフで測定可能であるSphygmoCor XCEL(エーアンドデイ株式会社)及び24時間血圧計を購入した。さらに研究計画書を作成し、臨床研究倫理審査委員会での承認を受け、研究開始のための準備を整えた。健診項目に加えて測定する項目は以下のとおりである。
血管機能検査として、心臓足首血管指数(cardio-ankle vascular index: CAVI)、足関節上腕血圧比(ankle-brachial index: ABI)、増大係数(augmentation index: AI)、中心血圧、認知機能検査としてMMSE (Mini Mental State Examination)を用いてスコア化、フレイル検査として基本チェックリスト(厚生労働省作成)を用いてスコア化。
次年度より、検査情報を収集してデータを構築する。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

中心血圧を簡易に測定できるSphygmoCor XCELの販売許可がおりるのがH30年12月と遅くなったため、当該機器の購入時期が遅れH30年度中に研究を開始することができなかった。

Strategy for Future Research Activity

データ収集機関である群馬中央病院と毎週研究ミーティングを行い、連絡調整に支障のないようにする。
1年分のデータが構築された時点で、横断的に血管機能の各指標(CAVI、ABI、AI、中心血圧)と認知機能障害(MMSE24点未満と定義)との関係を、血管機能指標を独立変数、認知機能障害を目的変数とするロジスティック回帰モデルで解析を行う。年齢、性別、降圧剤内服の有無、空腹時血糖、総コレステロール、HDLコレステロール、喫煙の有無等リスク因子で調整した多変量解析を行い、血管機能指標が他の因子と独立して心血管病と関連があるかを検討する。関連がみられた場合は、ROC(Receiver Operator Characteristic)曲線を用いて、各血管機能指標の閾値を推定する。さらに、Odds ratioを比較し、どの指標が最も認知機能障害と関連があるかを推定する。

Causes of Carryover

SphygmoCor XCEL及び24時間血圧計を購入し次年度使用額として残った分は、その他論文投稿料、SphygmoCor XCELのキャリブレーション、カフ代、学会発表の際の旅費として使用する予定である。

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Published: 2019-12-27  

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