2018 Fiscal Year Research-status Report
AGEsから見た脊柱靭帯骨化疾患の発症機序の解明;住民コホート10年追跡調査より
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18K17391
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Research Institution | Wakayama Medical University |
Principal Investigator |
長田 圭司 和歌山県立医科大学, 医学部, 助教 (00527195)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 最終糖化産物 / 骨増殖性疾患 |
Outline of Annual Research Achievements |
最終糖化産物(Advanced Glycation End Products: 以下AGEs)は今、世界中で最も注目されている“老化物質”であり、AGEsは非酵素的に蛋白と還元糖が結び付く糖化反応により産生され、その一部は靭帯骨化につながることが示唆されている。本研究の目的は最終糖化産物と骨増殖性疾患との関連を明らかにすることである。研究成果の発表はすでに3回行っており、2018年10月5日 中部整形災害外科にて骨化疾患の重症度と終末糖化産物(AGEs)の血中濃度は相関する;大規模住民コホートの結果よりを発表し、学会奨励賞を頂いた。 また2018年11月24日には厚生労働省OPLL班会議に出席し、同様の内容で発表を行った。 2019年4月19日日本脊椎脊髄病学会において、終末糖化産物(AGEs)の血中濃度は骨増殖性病態の重症度と相関する;大規模住民コホートの調査結果よりを一般口演にて発表を行った。また同様の内容にて論文作成中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
学会発表は終了してきており、論文作成も今年中には完成予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
縦断データの活用と骨化疾患との関連を調査していく予定である。
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Causes of Carryover |
2018年度は現地調査および研究参加者の選定を行っており、MRI撮影費を計上していた。しかし、次年度にもMRI 撮影が必要な状態であり、次年度使用額が生じたため、予算に計上した。2019年に現地調査の継続を予定しており、MRI撮影およびその諸経費を使用する予定である。
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