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2019 Fiscal Year Research-status Report

身体活動および座位時間と総死亡に関する前向きコホート研究

Research Project

Project/Area Number 18K17401
Research InstitutionKurume University

Principal Investigator

阪上 暁子  久留米大学, 医学部, 助教 (90725029)

Project Period (FY) 2018-04-01 – 2022-03-31
Keywords身体活動
Outline of Annual Research Achievements

2006年の『運動基準』から2013年『身体活動基準』に名称・内容が改められ、国をあげて身体活動の重要性が叫ばれている。身体活動量の増加が死亡率を低下させることは周知の事実だが、推奨身体活動量を充足させても座位時間が長いと死亡リスクが高くなるという報告(Arch Intern Med. 2012;172(6):494-500)は普及していない。そこで1999年当時申請者は、身体活動の評価法として再現性と妥当性が報告されているBaeckeの質問票を用いて、久留米市田主丸町にて約2,000名の一般住民検診を行った。身体活動量と総死亡、および就業中の座位時間と総死亡との関連について調査した。結果、身体活動レベルが高い人は低い人と比べ、死亡リスクは0.85倍と有意に減少した。また就業中の座位時間が長い人は短い人と比べ、死亡リスクは1.16倍と有意に上昇した。2018年に久留米市田主丸町にて大規模検診を実施した。問診・血液尿検査・心電図・心エコー・頸動脈エコー・認知機能検査・身体活動評価・ストレス評価などを実施した。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

2018年5月より大規模検診を行い、12月検診を終えた。受診者は1368名であり、目標としていた2000名と比較すると少なかったが、検診後の結果送付やデータ整理、データ解析についてはおおむね順調と考える。

Strategy for Future Research Activity

1999年の大規模検診データを使用し、身体活動量と血清肝細胞増殖因子(HGF)との関連について、追加で解析を行う予定である。また、2009年の大規模検診での血液検査の残血で、血清肝細胞増殖因子(HGF)を追加で測定し、10年後の肝細胞増殖因子(HGF)の変化について調査する。

Causes of Carryover

当初受診者は約2000名を目標としていたが、受診者がそれに満たなかったため、採血料などが不要となったため、次年度使用額が生じたと考える。今後、新たに血清肝細胞増殖因子(HGF)と身体活動量との関連について調査する予定であり、血清HGFの採血料として使用する予定である。

URL: 

Published: 2021-01-27  

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