2021 Fiscal Year Research-status Report
EBN実践に向けた教育・学習モデルの開発:理論-実践ギャップの概念構造に着目して
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18K17453
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Research Institution | Sapporo City University |
Principal Investigator |
武冨 貴久子 札幌市立大学, 看護学部, 講師 (80543412)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 理論-実践ギャップ / EBN |
Outline of Annual Research Achievements |
2020年度以降COVID-19拡大に伴い、研究計画書で予定していた学生へのインタビュー調査および専門家会会議招集など、研究計画を進めることできず研究期間延長申請を行った。 2021年度は、EBNやその実践、臨床現場で使われている理論など先行研究や文献から得らえるデータを収集し、システマティックレビューを中心に行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
COVID-19拡大による影響を受け、看護学生の臨地実習自体が中止となり臨地実習における経験機会が減少した。これに伴い、理論-実践ギャップの具体的経験が減少したこと、また看護師、看護師養成課程の教員や臨床指導者との意見交換、看護学生の経験や認識を得るためのインタビューなどに制限が生じたため。
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Strategy for Future Research Activity |
2022年度は、前年度までに実施できなかった研究計画を実施可能な方法に変更しながら着手する。看護学生が臨地実習で経験した理論-実践ギャップの具体的経験を質的研究手法よりデータとして収集し、概念の抽出と類型化を行う予定である。さらに、質的研究により得られた概念について看護師、看護師養成課程の教員や臨床指導者、看護学生からの経験や意見を求めその妥当性について検討する予定である。データ収集方法については、オンラインによるインタビュー、Web調査などの方法を模索し実施する予定である。 さらに、COVID-19による臨床環境における教育ニードの変化などを考慮し研究を進める。
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Causes of Carryover |
研究実施の遅れに伴い実施予定だったデータ収集及び分析、論文作成を2022年度に行う際に使用予定。
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