• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2019 Fiscal Year Research-status Report

リンパ浮腫の進展に伴う皮下組織とリンパ管の変化 -リンパ浮腫ケアと線維化-

Research Project

Project/Area Number 18K17458
Research InstitutionNagoya University

Principal Investigator

竹野 ゆかり  名古屋大学, 医学系研究科(保健), 講師 (20509088)

Project Period (FY) 2018-04-01 – 2021-03-31
Keywordsリンパ浮腫 / 動物実験 / 線維化 / 炎症
Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は、リンパ浮腫の進行に伴って生じる組織の線維化に対し、それを未然に防ぐためのケアを開発することである。
令和元年度は、リンパ浮腫ラット作成後、表皮、皮下組織に圧測定カテーテル(Millar)を挿入し、浮腫後の組織圧を測定することを試みた。しかし、カテーテルが細いために挿入した先端の位置が明確ではなく、圧にばらつきがみられた。またテクニカル的な問題で、実験が思うように進まず、信頼性のあるデータとはならなかった。組織学的にも浮腫肢には脂肪の沈着が多くみられたが、その結果と圧の関係を見出すまでには至らなかった。さらに数を重ねていくとともに、圧測定部位の正確に行うためにも、動物用のエコーなどを用いていく必要性があると考えた。
また1月からはCOVID-19の影響もあり、動物を飼育していくことが難しく実験を中途で終えることとなった。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

実験のテクニカルな問題で、考えていたような予定で進めることができなかった。また、COVID-19の影響もあり、動物を飼育していくことが難しい状況にあった。

Strategy for Future Research Activity

動物を継続して飼育していける状況下と判断されたのち、実験を開始する。昨年度の問題をふまえデータを重ねていき、信頼性のあるものにつなげていく。

Causes of Carryover

令和元年度は予想よりも実験が進まなかったため、実験に使用する消耗品の購入が少なかった。また、予定していた学会への参加もできなかったため、使用できなかった。
令和2年度は、実験が開始され次第、遅れていた実験を進めていく。

URL: 

Published: 2021-01-27  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi