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2018 Fiscal Year Research-status Report

潜在看護師が臨床現場で行っている経験学習の状況と潜在看護師を受け入れる組織風土

Research Project

Project/Area Number 18K17475
Research InstitutionKansai University of Health Sciences

Principal Investigator

神戸 美輪子  関西医療大学, 保健看護学部, 教授 (70300316)

Project Period (FY) 2018-04-01 – 2022-03-31
Keywords潜在看護師 / 経験学習 / 組織風土
Outline of Annual Research Achievements

本研究は、①看護管理者ならびに各看護単位の管理者・スタッフの潜在看護師を受け入れる組織風土を明らかにする、②潜在看護師ならびに新しい組織に馴染んだ経験のある看護師の経験学習の状況を明らかにする、③復職を支援するための組織のあり方と定着を促進するための具体的な支援対策を取りまとめることを目的とする。
2018年度は、国内の原著論文を「組織の文化/組織風土」「看護」「教育」のキーワードを用いて検索し、研究テーマと関連のない文献を除外した39件の論文を読み、文献を整理した。 また、経験学習に関連する書籍を講読し、成人学習に関する理論等について整理を行った。さらに、看護職で組織を変えた経験のある知人に対して、どのように組織に馴染んでいったのか、組織に馴染むためのキーパーソンはどのような人か、どのような組織風土であれば馴染めていけるのか、ラーニングとアンラーニングをどのように促進していったのかをインフォーマルに聞き、次年度以降の研究に向けての示唆を得た。
中原(2018)は、「大人の学び」の原理原則を、快適空間(confort zone), 成長空間(stretch zone),緊張空間(panic zone)の領域であらわし、適度な背伸びの仕事を任され、能力が伸ばされる成長空間(stretch zone)に身を置くことの重要性を示している。その成長空間はどのように形成されているのか、看護管理者に対する無記名質問紙調査を行い、次年度は組織風土に着目して計画に基づき研究を進めていく予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

所属する大学が替わったことで新たな環境に馴染むのに時間がかかったことと、同居中の父親の介護度が上がり、介護の比重がより多くなってしまったため。

Strategy for Future Research Activity

当初の計画に基づいて、看護管理者に対する調査を行い、どのような組織風土で潜在看護師は馴染んでいくのか、経験学習の様相を明らかにしていきたい。

Causes of Carryover

計画がやや遅れているために調査に関する費用分を繰り越ししてしまった。次年度は継続している研究の一部を国際学会に発表し、新たな調査を実施する予定である。

URL: 

Published: 2019-12-27  

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