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2020 Fiscal Year Annual Research Report

Development of a scale of "resilience" for patients with recurrent colorectal cancer

Research Project

Project/Area Number 18K17504
Research InstitutionSt. Luke's International University

Principal Investigator

八巻 真紀子  聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 助教 (90803776)

Project Period (FY) 2018-04-01 – 2021-03-31
Keywords再発大腸がん / 大腸がん患者 / レジリエンス / がん患者 / 尺度 / 患者体験
Outline of Annual Research Achievements

初年度から2年経過していたため、再度、大腸がん患者の現状として統計的推移を確認した。その中で、最新の国立がん研究センターの統計によると、2017年大腸がんに関する我が国の動向は死亡数も男性第3位、女性第1位、男女合計すると第3位ともに高く、2014年の罹患率についても男性は第3位、女性は第1位であり、男女合計すると第2位と非常に多くの患者が存在している。こういった現状を踏まえ、大腸がんに罹患、また死亡する患者が増加すると共に、再発大腸がん患者も増加傾向にあることが予想され研究を行う上で対象となる患者数の増加が更に見込まれることが明らかとなった。初年度に行った文献調査から継続して更に文献調査を行い、現状としての大腸がん患者に対する研究動向ついて分析を行った。研究動向としては、現状としても初期診断時、治療期、再発時点といった特定の病期の大腸がん患者を研究した論文は少なく、また大腸がん患者に対する精神面に関する研究としては、ストーマ造設に伴うものが存在していることが明らかであった。前年度の研究として、がん患者のレジリエンスへの影響要因ついてスコーピングレビューを行った。そこでがん患者のレジリエンスの特徴について考察し、結果各々の要因間には、複雑な多様性をもつ関連性が示唆された。そこで分析していく中で、先行研究で研究者が明らかにした「生を支える力」はRutter(1985)の述べるレジリエンスの概念や、向井ら(2012)が定義するレジリエンス と似た概念であることが示唆され、レジリエンスの概念分析を行った。これは前年度に行った研究成果であるが、今年度は、前年度の文献数が少なかったこともあり、更に文献数を増やし、継続して概念分析を行い精度を上げるとともに現在それらの結果を踏まえた上で、インタビューガイドの内容を精査し検討している。そしてインタビュー調査に向けた計画書を書いている。

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Published: 2021-12-27  

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