• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2019 Fiscal Year Research-status Report

2型糖尿病患者に対する歯周病ケアプログラムの効果評価

Research Project

Project/Area Number 18K17511
Research InstitutionKobe Women's University

Principal Investigator

西原 詩子  神戸女子大学, 看護学部, 講師 (90780776)

Project Period (FY) 2018-04-01 – 2021-03-31
Keywords2型糖尿病 / 歯周病 / セルフケアプログラム / 医科歯科連携
Outline of Annual Research Achievements

本研究は、2型糖尿病患者を対象に歯周病ケアプログラムを実施し効果を評価することを目的としている。2018年度は、研究計画の立案と所属施設、研究実施施設の倫理審査を受けた。2019年度は、データ収集を開始した。6か月間のプログラムをRCTの手法で実施中である。プログラムは患者の歯磨き行動に対するセルフケア行動を促す内容で構成しており、歯科衛生士による指導が行われている。しかし、予想より対象者のリクルートが難しく、現在は介入群、コントロール群とも20名以下のデータ収集しかできていない。データ収集をしている施設の歯科医師、歯科衛生士とは、定期的に話合いをもち、研究の進捗状況や、事例について検討を重ねている。必要データ数まで、引き続きデータ収集を継続する。このような状況ではあるが、歯周病ケアプログラムの内容の発表を有病者歯科医療学会で、介入群の中で、興味深い事例を地域看護学会学術集会で、それぞれ発表することとなっている。また、研究者が研究員として所属している大学のゼミにおいても、定期的に研究の経過報告を行い、助言・指導を受けることで、研究の精度を高める努力をしている。今後は、まずベースラインのデータ解析を行い、対象者の糖尿病、歯周病に対するセルフケアの状況、フレイルの状態を分析していく。ベースラインの分析結果についても、知見を深め、学会等で発表する予定である。必要データ数が揃ったら、本研究の目的である、プログラムの効果を分析し、学会発表、論文執筆を行う。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

2年目では、データ収集をほぼ完了する予定であったが、対象者の選定が予想よりもスムーズでなく、遅れている。統計解析に耐えうる人数まではデータ収集を継続したいので、今後も引き続きデータ収集を行う。しかし、本研究は臨床でのデータ収集を実施しており、新型コロナウイルス感染症の流行に関連し、さらに遅れることが予測される。また、データ収集の遅れに伴い、分析、学会発表、論文執筆も遅れているが、適宜可能な範囲で進めていく。

Strategy for Future Research Activity

必要データ数まで、データ収集を進める。
新型コロナウイルス感染症によるデータ収集への影響については、臨床と連携・相談しながら進めていく。
ベースラインのデータ分析を実施する。

Causes of Carryover

データ収集が遅れているため、謝金、データ解析にかかる費用、学会発表にかかる費用が次年度に持ち越されている。
翌年度分は、論文執筆・投稿にかかる費用が中心である予定であったが、引き続き、データ収集、解析、学会発表に関連した費用が必要となるため、計画的に使用していく。

  • Research Products

    (2 results)

All 2020

All Presentation (2 results)

  • [Presentation] 2型糖尿病患者に対する歯周病ケアプログラムの作成2020

    • Author(s)
      西原詩子 中村純也 足立了平 西尾英莉 岸本真実
    • Organizer
      第29回有病者歯科医療学会
  • [Presentation] 2型糖尿病をもつ地域在住の患者に対する歯周病ケアプログラムの実施と効果2020

    • Author(s)
      西原詩子  中村純也 西尾英莉 岸本真実 足立了平 河野あゆみ
    • Organizer
      日本地域看護学会第23回学術集会

URL: 

Published: 2021-01-27  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi