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2019 Fiscal Year Research-status Report

褥婦の自律神経機能評価に基づく抑うつ症状軽減に向けた三陰交温灸刺激の有効性

Research Project

Project/Area Number 18K17548
Research InstitutionAkita University

Principal Investigator

工藤 直子  秋田大学, 医学系研究科, 助教 (00646820)

Project Period (FY) 2018-04-01 – 2021-03-31
Keywords褥婦 / 経穴刺激 / 自律神経機能評価 / 産後うつ / 睡眠
Outline of Annual Research Achievements

研究方法について、再度検討した。当初、当該診療科より温灸刺激による低温火傷のリスクに対する計画の見込み違いがあったため、温灸刺激をセルフケアとしての指圧刺激に変更することとした。その後、所属施設の倫理委員会へ再度報告し、承認を得られた。
研究協力施設において、研究協力者を募り、プレテストを実施後、本調査としてデータを収集中である。
プレテストにおいて、指圧刺激に方法を変更したが、研究対象者からは育児中であっても比較的取り入れやすいセルフケア方法であるという感想があった。指圧刺激開始前の産褥4日目と約1か月間の指圧刺激実施後の産後1か月の二時点での比較を検討している。現在、症例数が少なく統計的な分析までには至っていないが、指圧刺激実施後では実施前に比べて、主観的な産後のマイナートラブルの程度の変化や主観的な睡眠状態の変化が認められている印象である。そのため、客観的な自律神経活動や睡眠状態についても主観的な尺度と合わせて分析していく。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

研究方法ついて、安全に実施できる介入内容の検討に時間を要してしまい、大幅に遅れている。
現在までに指圧刺激を実施する介入群は10名程度の研究協力者が得られている。しかしまだ症例数が少ないため、統計的な分析までには至っていない。当初の目標人数をリクルートするのが難しく、研究協力施設を増やそうと考えたが、今般の情勢による厳しさもあり、リクルート方法を工夫してく必要がある。

Strategy for Future Research Activity

症例数を確保するために、リクルートを行う機会を増やすこととする。
その上で、産褥4日目と産後1か月の比較ならびに介入群と対照群の比較により、経穴の指圧刺激による効果を検証していきたいと考える。

Causes of Carryover

(理由)研究方法ついて、安全に実施できる介入内容の検討に時間を要してしまったことにより、データ収集と分析を早急に行う必要があるため。
(使用計画)調査に必要な物品の追加購入や研究協力者への謝礼品代などに使用するために計上している。また、得られたデータを分析し、学会発表の計画をたてるために、計上した。

URL: 

Published: 2021-01-27  

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