2019 Fiscal Year Research-status Report
Developing program of quality improvement for low-risk labor care
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18K17591
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| Research Institution | Nara Medical University |
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Principal Investigator |
上田 佳世 奈良県立医科大学, 医学部, 講師 (90637042)
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| Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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| Keywords | 妊娠や出産 / 低リスク出産 / 医療改善 / 医療の質指標 / 実装科学 / エビデンスに基づく介入 / ヘルスケア / 助産師 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、医療の質指標(Quality Indicator: QI)測定を使って低リスク出産の医療をより効果的に改善するためのプログラムを開発し検証することである。
これまでの調査結果とQIを使った医療改善のImplementation Research（実装研究） に関する先行研究レビューを通して、本研究で用いるQI測定を使った医療改善のプログラムの実施方法や手順を決定した。その方法は低リスク出産に関するQI測定結果を医療施設と医療スタッフへフィードバックした前後でQI測定結果の変化より医療改善の効果を評価するという、準実験研究である。QIを使って病棟と医療スタッフが医療改善を独自でより主体的に行えることを目指して、実施手順を主に3つの手順：①QI測定の準備、②QI測定結果のベンチマークと臨床アウトカム効果指標を設定、③フィードバックの実施と目標設定・評価とした。現在、研究の倫理申請が完了し、参加検討の施設と①QI測定の準備に関して協議してその施設に見合った医療改善の取り組みの方法を調整しながら研究実施をすすめている。
その他に、医療現場の医療スタッフ向けに低リスク出産のQIを使った医療改善に関するこれまでの研究成果や取り組みを国内関連雑誌等で理解してもらいやすいように紹介し、広く周知してもらうような取り組みも行っている。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症の拡大への対応や予防として、当初の研究実施方法の計画から変更が生じているため研究の進捗が遅れている。
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| Strategy for Future Research Activity |
臨床状況に合わせて参加施設と協議して実施方法の変更や調整をしながら研究の実施を推進していく予定である。
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| Causes of Carryover |
新型コロナウィルス感染症のため研究参加施設への出張が中止になっているため旅費や人件費・謝金に使用されていない。次年度以降に研究実施を進め使用予定である。他に、感染症対策で計画内容を変更した場合に経費がその他の使用が増える可能性がある。
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Research Products
(2 results)
