2019 Fiscal Year Research-status Report
高齢初妊婦および高齢初産婦が体験する困りごとに関する支援方略の開発
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18K17660
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Research Institution | Mukogawa Women's University |
Principal Investigator |
松井 菜摘 武庫川女子大学, 看護学部, 助教 (90806803)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 母親 / 年齢 / 妊娠期 / 育児期 / 生活実態 |
Outline of Annual Research Achievements |
2019年度は、4か月児をもつ母親約1,000名を対象に、出産時の母の年齢に焦点を当てて、妊娠期・育児期の生活実態を明らかにすることを目的として、郵送による自記式質問紙調査を実施した。 研究協力の依頼を行い、承諾が得られたA市において調査を行った。A市から送付する4か月児健康診査の案内に、依頼文書と調査票、返信用封筒を入れた封筒を同封した。その後、対象者自身が自宅にて調査票への記入を行った上で、返信用封筒を使用して、直接研究者宛に郵送してもらった。なお、調査票の回収をもって、研究への同意が得られたものとした。 調査内容は、(1)対象者の基本属性(2)子どもの状況(3)妊娠・出産に関する状況(4)現在の健康状態(5)現在の育児に関する状況(6)対象者の状況に関する既存の尺度(7)妊娠期・育児期の生活実態、とした。 回収率は45.0%であった。2020年度は、2019年度に実施した質問紙調査の量的分析を行い、研究成果を学会発表や論文投稿等により公表する予定である。また、2018年度と2019年度に実施した研究成果から、高齢初産婦の特徴を明らかにし、具体的な支援方略を検討したい。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の計画通り、2019年度に所属の倫理委員会の承認を得て、質問紙調査を行うことができた。回収率も期待通りとは言えないが、分析に必要な数のデータが得られたことから、おおむね順調に進展していると考える。
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Strategy for Future Research Activity |
2020年度は、2019年度に実施した質問紙調査の量的分析を行う予定である。また、2018年度と2019年度に実施した研究成果から、高齢初産婦の特徴と具体的な支援方略を検討したい。
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