2019 Fiscal Year Research-status Report
筋電図パワースペクトル解析を用いた 前十字靭帯再建者の大腿四頭筋筋線維組成の検討
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18K17727
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Research Institution | Iwate Medical University |
Principal Investigator |
西村 行秀 岩手医科大学, 医学部, 教授 (20464117)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 測定トレーニング / 対象者選定 |
Outline of Annual Research Achievements |
前十字靭帯損傷者にとって受傷後、日常生活やスポーツに復帰することは非常に重要であり、実際に日常生活やスポーツに復帰できている状態を確認する必要がある。昨年度に引き続き研究協力者に表面筋電図周波数パワースペクトル解析を用いた筋疲労特性の技術習得トレーニングを行った。また、昨年度に購入した活動量計を用い、まず健常者の日常生活における活動量を測定した。活動量を測定するためには体幹、両大腿部、両下腿部の合計5か所にセンサーを装着する必要があり、日中の活動時間に継続してセンサーを付ける方法に難渋した。複数回の挑戦と変更、改良等を加え、健常者の活動量を安全にかつ確実に測定できる方法に到達した。さらに健常者のボランティアを用いて研究予定である大腿四頭筋の筋疲労特性を測定するために筋電図周波数パワースペクトル解析をおこなった。大腿四頭筋の筋電図周波数パワースペクトル解析は我々の過去の手法にのっとり行った。本学にある筋収縮を持続させるための機器を用い測定することが初めてであったため何度か試行錯誤を繰り返した。その結果、パイロットスタディではあるが、大腿四頭筋の筋電図周波数パワースペクトル解析を行うことに成功した。 また本研究を遂行するにあたり研究方法を具体化でき、研究を完遂するためのめどがたったため研究計画書を作成し、本学倫理委員会へ提出する書類作成に取り掛かった。さらに研究遂行にあたり被験者の選定を行うための準備に入った。被検者の選定は本学附属病院で前十字靭帯損傷にて再建術を施行した者とする予定であり、本学整形外科の先生方の協力をいただける了承を得た。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本研究遂行の目途が立ったため、本学倫理委員会へ提出するための書類作成に入った。同時に被験者の選定に入った。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き筋電図を用いた周波数パワースペクトル解析を行うためのトレーニングを行う予定である。また本学倫理委員会承認を得るための書類作成及び被験者の選定と実測定に入る予定である。
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Causes of Carryover |
研究を遂行するための機器を購入したが、予定よりも安く抑えられた。 その差額を次年度に繰り越し、被験者測定に使用するセンサーや電極を固定するための専用テープ、機材等を購入したいと考えている。
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