2020 Fiscal Year Research-status Report
自閉症スペクトラム障害児における「運動-社会性連関」の成立メカニズムの解明
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18K17899
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
平田 正吾 千葉大学, 教育学部, 准教授 (10721772)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 自閉症スペクトラム障害 / 運動機能 / 社会性障害 / 内部モデル |
Outline of Annual Research Achievements |
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、予定していた調査やデータ分析を行うことができなかったため、本年度はこれまでに得られたデータの整理や、関連する文献についての網羅的なレヴューを行った。こうした結果の一部は、関連する学術誌の1章として公表した。また、定型発達児における運動機能が、後の情緒的発達の特徴をどの程度予測するのかについての調査結果を整理し、関連する国際誌に投稿した。更に、内部モデルの実態を評価するための新たな課題の作成に取り組んだ。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、当初予定していた調査を実施することができなかったため。
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Strategy for Future Research Activity |
新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、研究期間を延長した。事態の進捗をみつつ、可能な限り早い時期から予定していた調査、特に自閉症スペクトラム障害児における運動-社会性連関の年齢縦断的変化についての調査を再開させ、研究を総括したい。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、研究期間を延長せざるを得なかったため、次年度使用額が生じた。事態の収拾が認められしだい、測定を再開させ、研究費を使い切る見通しである。
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