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2023 Fiscal Year Annual Research Report

The effect of aging on autonomic nervous function assessed by diving reflex test and its relation to blood pressure

Research Project

Project/Area Number 18K17939
Research InstitutionTokoha University

Principal Investigator

小西 真幸  常葉大学, 健康プロデュース学部, 講師 (10711187)

Project Period (FY) 2018-04-01 – 2024-03-31
Keywords潜水反射試験 / 自律神経機能 / 血圧 / 徐脈
Outline of Annual Research Achievements

新型コロナウイルスの影響により、2020年度から2022年度までの全ての実験が中止となった。2023年度は段階的に実験が再開したが、本研究課題の中心的な測定である潜水反射試験は実施されなかった。そのため、研究期間を通し新規データを得ることがほとんどできなかった。2023年度末には研究協力者と打ち合わせをおこない、今後の研究の実施計画やデータの取り扱い、分析方法について検討した。本研究は早稲田大学の校友を対象に20年間に渡り追跡調査をおこなうため、これまでに測定したデータをベースラインとし、今後の追跡データを活用することとなった。つまり、ベースライン時の潜水徐脈の程度により、5年後、10年後、20年後の疾患の発症率に変化があるか、等を検討することとなる。
これまでに40~80歳の男女57名のデータを解析し、潜水反射試験中の心拍・血圧応答の違いにより対象者を分類した。心拍応答では、48名が潜水反射試験中に徐脈を示したが、9名は徐脈を示さなかった。また血圧応答では、39名は潜水反射試験中に「血圧が増加」、7名は「血圧に明確な変化なし」、11名は「血圧が低下」に分類された。血圧応答の分類において、それぞれの集団の年齢(平均値±標準偏差)は、59±10歳、57±12歳、63±10歳であった。その他、体組成および最大酸素摂取量に集団間に差は見られなかった。また、それぞれの集団の潜水反射試験中の最長R-R間隔は、1397±538、1573±630、1300±308 msであった。
上記のように、潜水反射試験中の心拍応答や血圧応答により集団を分類し、集団間の今後の疾患の発症率等を比較することを検討している。

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Published: 2024-12-25  

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