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2018 Fiscal Year Research-status Report

日本人高齢者における骨格筋量と筋血流量の関連

Research Project

Project/Area Number 18K17943
Research InstitutionTokyo Seiei College

Principal Investigator

膳法 浩史  東京聖栄大学, 公私立大学の部局等, 講師 (90749285)

Project Period (FY) 2018-04-01 – 2021-03-31
Keywordsサルコペニア / 骨格筋 / 循環 / 摂食
Outline of Annual Research Achievements

加齢に伴う筋量の減少(サルコペニア)の原因は未だ不明である。食後の筋血流量の増加は加齢に伴い鈍化することが知られており、これと筋タンパク合成量が相関する。しかしながら、全身・部位別筋肉量との関連やサルコペニアとの関連については不明な点が多い。また、多くの研究はBMIが25kg/m2を超える欧米人を対象に行われており、標準体型をもつ日本人において同様か否かも不明である。
本研究は、日本人高齢者における骨格筋量と血流量の関係を明らかにすることを目的とする。
初年度の実績として、若年者と高齢者の比較を行うために、それぞれの対象者の測定を行った。筋肉量は生体電気インピーダンス法(Inbody, インボディ社)を用いた。
血流量の測定はドップラー超音波エコーを用いて、大腿動脈を測定した。食後の血流量増加を評価するため、食事負荷試験を実施した。対象者は前日に規定食による夕食を摂り、夜9時~翌朝8時までは水以外を摂取しないようにした。試験当日に体重や骨格筋量、血圧など基礎的データを測定し、30分間の座位安静をとり筋血流量を測定する。その後朝食(450kcal、P:F:C=1:1:3)を摂取し、30分毎に筋血流量を測定した。
当初の予定と異なった点として、倫理委員会の審議によって予定採血量を採取することがが認められず、採血を断念することにした。
測定人数は予定の3分の1を達成しており、当初の予定どおりであった。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

上記の通り、研究実施内容の変更が生じたものの本研究が主目的としている内容は遂行出来ている。また、3年計画において初年度の目標は達成出来ている。そのため、おおむね順調に進展しているものと考えている。

Strategy for Future Research Activity

研究実施内容の変更があったものの、大まかな実施内容には影響が無いため、計画通りに進めていく予定である。また、被験者の勧誘が最大のボトルネックとなるため、勧誘に注力していく。

Causes of Carryover

研究実施内容の変更に伴い当該年度に残金が生じた。
残高については翌年度に繰り越し、実験を実施するに伴い必要となる被験者謝金や物品費、旅費として使用する予定である。

URL: 

Published: 2019-12-27  

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