2019 Fiscal Year Annual Research Report
Associations of eating and sleeping habits on health status in adolescents.
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18K17948
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| Research Institution | Tokushima Bunri University |
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Principal Investigator |
森川 咲子 徳島文理大学, 人間生活学部, 講師 (20811300)
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| Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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| Keywords | 青少年期 / 肥満 / 代謝異常 / 食習慣 / 運動習慣 / 睡眠習慣 / 体力 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
青少年期において、肥満や痩せなどの体格の問題に加え、体力の低下、更には実際に生活習慣病に罹患した者の増加が問題となっている。しかし青少年に対し自身の生活習慣が現在の健康状態にどのように影響するのかという情報が不足しており、当事者に生活習慣是正の必要性が十分に理解されにくい点が問題である。本研究では中学生の生活習慣が健康状態に与える影響について明らかにすることを目的に調査を実施し、下記の検討を行った。
1．青少年期の体格と代謝指標の関連の検討
青少年期において肥満は代謝異常リスクと関連することが知られているが、軽度体重増加や痩せがどのように代謝指標と関連するかはほとんど明らかでない。本研究で中学生の体格と代謝異常の関連を検討し、中学生の肥満指数が増加するごとに代謝指標は悪化しており、この傾向は血圧と脂質代謝で顕著であることを見出した。軽度体重増加の評価は血圧管理に有用な情報をもたらすと同時に、より高い肥満指数を持つ青少年は代謝異常の傾向があり、生活習慣改善の必要性が高いことを明らかにした。これらの研究成果は、国内外の学会および論文執筆を通して発表することができた。
2. 青少年期の体格・体力と代謝指標の関連の検討
上記の検討を深化させるため、中学生の代謝異常と体格の関連において、体力や生活習慣がどのような役割を持つか検討した。その結果、上肢の筋力（握力により測定）や筋持久力（上体起こしにより測定）を一定水準以上に保つことは肥満小児において、良好な代謝指標を維持させる可能性が示唆された。これは、朝食の摂取習慣や睡眠習慣を考慮しても変わらない結果であった。これらの研究成果を基に招待講演にて発表する機会をいただき、研究成果を広く公表することができた。
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[Presentation] Physical fitness (PF), weight status, and metabolic risk in Japanese adolescents2020
Author(s)
Sakiko Y Morikawa, Kazuya Fujihara, Rina Nedachi, Izumi Ikeda, Yasunaga Takeda, Mizuki Takeuchi, Mariko Hatta, Hajime Ishiguro, Takaho Yamada, Hirohito Sone
Organizer
American Diabetes Association 80th Scientific Sessions
Int'l Joint Research
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