2021 Fiscal Year Research-status Report
子どもの運動器機能発達に有用な食事・生活習慣の同定と教育プログラムの開発
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18K17971
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Research Institution | University of Niigata Prefecture |
Principal Investigator |
堀川 千嘉 新潟県立大学, 人間生活学部, 講師 (00734857)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 子ども / 食習慣 / 生活習慣 |
Outline of Annual Research Achievements |
2021年度は下記のように研究を行った。 新型コロナウィルスの流行により、従来の子どもの運動器機能と関連する食事・生活習慣の同定と、運動器機能の改善・向上に寄与する教育プログラム開発のための基礎資料収集およびその解析のみならず、コロナ下における子どもの食習慣やその家族の状況について検討を行った。 これらの検討結果について、国内学会での発表のほか、現在、国際学会での発表・国際誌への投稿を予定している。 本成果をもとに、さらに検討を深めるべき子どもの運動器機能と関連しうる食事・生活習慣について市・各園と適宜協議しながら、得られたデータをもとに論文化を進め、コロナ下における子どもの健全な食事・生活習慣のあり方についてさらなる知見を得る予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
申請者は2019年度において、第一子出産のため産休・育休を取得しており、本研究は、1年の研究機関延長申請を行い、受理されている。その後第二子出産・育児のため、2020年度においても1年の研究機関延長申請を行い、受理されている。一方で、新型コロナウィルス流行下における子どもの健全な発育に関連する食習慣を含む生活習慣の在り方について検討を行うなど、柔軟に研究を進めている。
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Strategy for Future Research Activity |
これまでの研究で、子どもの運動器機能と関連する食事・生活習慣の分析結果から、学会発表に続き、論文化を進めていく。さらに、新型コロナウィルス流行下における子どもの健全な発育に関連する食習慣を含む生活習慣の在り方においてもさらなる検討を行い、学会発表や論文化を進めていく予定である。
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Causes of Carryover |
本年度は、解析結果を国際学会発表や国際誌投稿を行うことが多く、英文校閲費が発生した。次年度は、さらに論文化に伴う費用、教育プログラムの開発に必要な物品購入費用等が発生する予定である。
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