2020 Fiscal Year Research-status Report
見立て遊びを通したデザイン支援と良い形の自動生成に関する研究
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18K18320
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Research Institution | Toyo University |
Principal Investigator |
鶴田 直也 東洋大学, 情報連携学部, 助教 (90757931)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 形状モデリング / 折り紙 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、形を見立てやすい「良い形」についての調査とコンピュータによる形状の自動生成手法の検討を行う。本年度は最終年度となる予定であったが、異動直後のコロナ禍におけるオンライン講義への対応や保育園の登園自粛などに多大な労力を要した。このため、開発した形状生成アルゴリズムの評価に必要な実験が行えず、昨年度までに得られた研究成果を含む論文の発表には至らなかった。そこで、課題の事業期間を再延長し、研究成果をまとめるための期間に充てる計画に変更した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
研究実績の概要で述べたように研究論文の執筆が進んでいないため、課題の進捗状況を遅れているとした。
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Strategy for Future Research Activity |
昨年度までに得られた研究成果は、速やかに論文にまとめジャーナルに投稿する予定である。並行して、引き続き、形と想起される対象の名称を対にしたデータの収集にも取り組むが、オフラインでの実施は避けオンラインで行えるように工夫する。形状の観察と様々な基準による分類から、形の見立てについての考察をより深められるよう研究を進めていく。
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Causes of Carryover |
論文執筆の遅れによって英文校正費や掲載に要する支出がなかったため、次年度に使用する予定である。
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