2021 Fiscal Year Research-status Report
Unveiling "Hinglish" language in South Asia
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18K18499
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Research Institution | Tokyo University of Foreign Studies |
Principal Investigator |
萬宮 健策 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 准教授 (00403204)
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Project Period (FY) |
2018-06-29 – 2023-03-31
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Keywords | ヒングリッシュ / 南アジア / ウルドゥー |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度も、昨年度に引き続き、新型コロナウイルス蔓延により現地調査が適わなかった。一方で、すでにある語彙データ等の整理・修正は逐次実施し、その成果の一部は、『ウルドゥー語・日本語語彙集』(東京外国語大学拠点南アジア研究センター)に含める形でまとめることができた。 また、報道・メディアで用いられている語彙の収集も継続し、新たに追加すべき語彙はエクセルを利用してデータベース化を図っている。 2022年度についても、再々延長が認められた点、新型コロナウイルスの状況が少しずつ落ち着きを見せ始めていることから、可能であれば現地調査を実施し、収集したデータを活用すべく、次の研究につなげるための土台作りをすることを考えている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウイルスの状況が、先行き不透明であり、現地調査が適わず、期限の再々延長をせざるを得ない状況となった。一方で、手元にあるデータ整理を行い、『ウルドゥー語-日本語語彙集』という形で、その成果を公表することができた。
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Strategy for Future Research Activity |
本研究推進に欠かすことができない、現地での調査を実施すべく、新型コロナウイルスの状況を見ながら、準備を進めていく。 また、新たな語彙や文法事項の追加については、インターネットを駆使することにより、各種メディアで利用されている文のデータベース化を行い、来年度以降に研究を継続、発展させるための基礎を構築させていく。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス蔓延により、研究が予定どおり進んでいないため、日本学術振興会に対し、研究期間の再々延長を申請し、認められたため、次年度に繰り越すこととした。 繰越額については、現地調査実施のための海外出張経費、および収集されているデータ整理、修正のためのアルバイト人件費として支出予定である。
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