2019 Fiscal Year Research-status Report
日本型教育とIB教育との相互発展に関する国際協働研究
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18K18624
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Research Institution | Tokoha University |
Principal Investigator |
窪田 眞二 常葉大学, 教育学部, 教授 (80170033)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
川口 純 筑波大学, 人間系, 助教 (90733329)
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Project Period (FY) |
2018-06-29 – 2021-03-31
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Keywords | IBコンピテンシー |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、日本型教育とIB教育との相互発展に関する国際協働研究を推進している。IB教育の導入過程において、日本のこれまでの教育知見、見識の蓄積を如何に活用し、弁証法的発展を持って、相互の発展に寄与するかを調査している。これまで、国内のIB校での調査を実施してきたが、コロナウイルスの影響で、若干の遅れが出ている。具体的な今年度の研究実績は下記の通りである。 (1)第2回全体研究会議(第一次タスクフォースグループ会議の取りまとめ)。収集資料や取りまとめた会議報告は、論文化しながら国際協働研究の対象とし、海外の専門家との議論を促進した(4~7月)。(2)学会におけるラウンドテーブルの開催、第3回全体研究会議の開催(7月)、(3)第二次タスクフォースグループ会議の実施(8月~9月)、(4)IB教育国際会議での発表(10月)、第1回公開IBシンポジウムの開催 (1月)、(5)第三次タスクフォースグループ会議の実施(3月)今後は、研究成果の発信に重点を置き、国内外の学会での発表、国際会議での研究成果の共有など、研究面だけでなく、実践への貢献にも注力していく。また、IB本部(ジュネーブ)では、可能な限り日本のIB教育に関するセミナー開催を実施し、情報収集だけではなく情報発信も合わせて実施していく計画である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウイルスの拡大に伴い、予定していた学会発表等が全てキャンセルされたため。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、新型コロナウイルスの状況次第だが、学校現場を対象にした現地調査に関しては、オンライン上でのインタビューなどに切り替えて、実施していく計画である。
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Causes of Carryover |
コロナウイルスの影響により、予定していた学会発表、学校での調査に遅れが生じたため。
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