2021 Fiscal Year Research-status Report
The functionality of gut bacteria of an efficient scavenging animal, Marabou Stork (Leptoptilos crumenifer) and their potential for industrial use
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18K19272
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Research Institution | Chubu University |
Principal Investigator |
牛田 一成 中部大学, 応用生物学部, 教授 (50183017)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
土田 さやか 中部大学, 応用生物学部, 講師 (40734687)
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Project Period (FY) |
2018-06-29 – 2023-03-31
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Keywords | スカベンジャー動物 / アフリカハゲコウ / 腸内細菌 |
Outline of Annual Research Achievements |
21年度においても世界的なコロナ感染症のため、予定していたウガンダ渡航や現地協力者(マケレレ大学獣医学部教員)の訪日が実行できず、新たな材料を元に最終年度の検討が出来なかった。そのため、これまでにハゲコウから得られている乳酸菌株の再検査を行った。複数の分離株をMRS液体培地で培養し、培養後の上清を用いて、ディスクディフュージョン法でニワトリ由来大腸菌に対する抗菌活性を調べた。乳酸以外の抗菌活性物質を生産する菌株については、詳細検討のためにゲノムDNAを分離した状態である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
コロナ感染症のために2年継続してウガンダ渡航が実施できず、採材や分離培養を進めることが出来なかった。また、現地協力者に依頼して採材等を実施したが、来日することが出来ず、研究材料を入手できなかったため、
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Strategy for Future Research Activity |
可能な限り、ウガンダ渡航を行いハゲコウから有用菌の分離を実施する。また、前年度同様に渡航が不可能な場合は、残った資金を使って抗菌性を示した乳酸菌について前ゲノム解析を実施する。
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Causes of Carryover |
ウガンダへの渡航か、現地研究協力者(マケレレ大学獣医学部教員)の本邦渡航を目指したが、いずれもコロナ禍のため実施できなかった。
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