2020 Fiscal Year Research-status Report
ニューロサイエンスに基づく脳卒中患者の上肢麻痺改善をもたらす革新的看護ケアの創出
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18K19702
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Research Institution | St. Luke's International University |
Principal Investigator |
桑本 暢子 (大久保暢子) 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (20327977)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
百田 武司 日本赤十字広島看護大学, 看護学部, 教授 (30432305)
佐竹 澄子 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (40459243)
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Project Period (FY) |
2018-06-29 – 2022-03-31
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Keywords | ニューロサイエンス / 脳卒中 / 革新的 / 看護ケア / イノベーション / 脳血管障害 / リハビリテーション / 脳神経看護 |
Outline of Annual Research Achievements |
2020年度は、2019年度に作成したニューロサイエンスに基づく脳卒中患者の上肢麻痺改善をもたらす革新的看護ケアとしての「急性期脳卒中患者のための上皮麻痺改善のための生活行動支援プログラム(案)」を臨床看護師の意見を交えて精錬を行った。 本来の計画では、2020年度に作成したプログラム(案)による準実験研究を行い、RCTプロトコールの作成を行うはずであったが、新型コロナウィルス感染症の影響にとって臨床現場での研究ができなくなり、プログラム(案)の精錬を行った。 結果、プログラム(案)の更なる課題が見いだされ、それを基に修正を繰り返し完成をさせた。また準実験研究のための研究計画書の作成と見直しを行い、来年の介入研究実施のための準備を進めた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウィルス感染症の影響によって、2020年度実施予定であった医療施設での介入研究が実施できなくなった。次年度に実施する予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
新型コロナウィルス感染症の状況を見ながら、医療施設での研究可能となる夏以降に介入研究が実施できるように事前に準備を進めていく。具体的には夏までに倫理審査委員会に研究計画書を提出し、承認を得、いつでも医療施設で介入研究できるように体制を整えておく。
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Causes of Carryover |
新型コロナウィルス感染症の影響によって医療施設にて、準実験研究による介入研究が2020年度実施できなかった。次年度、計画していた介入研究を実施するために人件費、データ分析と処理の業者委託費、論文投稿費用等が繰越されている。そのためそれらを介入研究の実施によって使用することが決まっている。2021年8月以降に医療施設で介入研究を実施予定である。
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