2019 Fiscal Year Annual Research Report
A simple dietary assessment questionnaire based on a frequent item sets data-mining method: development and validation
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18K19727
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
村上 健太郎 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 助教 (00466731)
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Project Period (FY) |
2018-06-29 – 2020-03-31
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Keywords | 食品の組み合わせ / 朝食 / 昼食 / 夕食 / 間食 / 食事の質 / 疫学 / 食事調査 |
Outline of Annual Research Achievements |
■前年度は、食品の組み合わせに関する質問票(food combination questionnaire; FCQ)を開発し、19~80歳の日本人成人2233人に回答してもらった。 ■本年度はこのデータを用いて、食品の組み合わせと食事全体(overall diet)の質および各食事(meals)の質との関連を検討した。食事全体の質および各食事の質の評価にはHealthy Eating Index-2015(HEI-2015)およびNutrient-Rich Food Index 9.3(NRF9.3)を用いた。 ■すべての主要な食事(朝食、昼食、夕食)において、もっとも頻繁に登場した食品の組み合わせは、「こめ、野菜類、無糖飲料」から構成されていた。朝食において観察されたこれらの食品の組み合わせは、朝食の質とのあいだに一貫した正の関連を示した。やや弱いものの同様の正の関連が昼食においても観察された。一方、夕食における関連は一貫しておらず、HEI-2015とのあいだには負の関連が観察され、NRF9.3とのあいだには概して弱い正の関連が観察された。間食においてもっとも頻繁に登場した食品の組み合わせは「菓子類、無糖飲料」から構成されていたが、これらの食品から構成される組み合わせと間食の質とのあいだの関連はかなり弱いものであった。これらの結果は食事全体の質との関連を検討した際にも同様に得られた。 ■同じデータを用いて、FCQの性能を、簡易型食事歴法質問票(BDHQ)と比較することによって検討したところ、FCQは、少なくとも食事全体については、摂取量を推定するのに十分な能力を潜在的に有していることが示唆された。 ■以上より、FCQが、日本人成人における食品の組み合わせの複雑性を捉えるのに有用である可能性が示唆されたので、より広範な使用を念頭に置いてFCQのウェブサイトを構築した。
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Research Products
(3 results)