2021 Fiscal Year Annual Research Report
Development of online ultrasonic Doppler rheometry
Project/Area Number |
18KK0105
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
村井 祐一 北海道大学, 工学研究院, 教授 (80273001)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
PARK HYUNJIN 北海道大学, 工学研究院, 助教 (00793671)
熊谷 一郎 明星大学, 理工学部, 教授 (50597680)
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Project Period (FY) |
2018-10-09 – 2022-03-31
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Keywords | レオロジー / 流体計測 / 超音波 / 画像処理 / PIV / UVP / 食品 / データ同化 |
Outline of Annual Research Achievements |
本課題ではオンラインレオメトリーを開発・実現するために,スイス連邦工科大学チューリッヒ校(ETH)との共同開発を行ってきた.またETHとの連携をもつEPFL(スイス連邦工科大学ローザンヌ校),中国・天津大学とも間接的な共同研究を進めた.2020~2021年度にかけては新型コロナウイルスによる往来の制限のため,オンラインでの会議を重ね,こうち1つはETHを会場としたハイブリッド国際会議,International Symposium on Ultrasound Doppler Methodを開催した.また2021年度は,これまでの実験成果を論文にまとめて国際誌に掲載することに注力した.粘度のレオロジーについては Applied Cray Scienceに,超音波スピニングレオメトリーの機能拡張やPIVによる粘度と圧力の同時計測については Experiments in Fluidsに,管内脈動流からの粘度計測はIndustrial and Engineering Chemistry Researchに,それぞれ原著論文として掲載された.またこれまで3年間を通じた成果について Editorからの依頼により,2つの国際誌に review articleが掲載された.1つは超音波ドップラー法による混相流の計測技術の開発について,Int J Mulitphase Flowに掲載された.これはETH,北海道大学,それに天津大学の6名の研究者による共同執筆で,既に世界中からの閲覧・引用記録が急増している.もう1つは日本レオロジー学会の国際誌に,超音波スピニングレオメトリーの review として掲載された.
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Research Products
(22 results)