2022 Fiscal Year Annual Research Report
Promoting biodiverse greening through urban beekeeping.
Project/Area Number |
18KK0121
|
Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
永瀬 彩子 千葉大学, 大学院国際学術研究院, 准教授 (80544535)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
上原 浩一 千葉大学, 大学院国際学術研究院, 教授 (20221799) [Withdrawn]
小山 慎一 筑波大学, 芸術系, 教授 (40420913)
三輪 正幸 千葉大学, 環境健康フィールド科学センター, 助教 (40447305)
|
Project Period (FY) |
2018-10-09 – 2023-03-31
|
Keywords | 生物多様性 / 訪花植物 / セイヨウミツバチ / ニホンミツバチ |
Outline of Annual Research Achievements |
ミツバチは、巣箱周辺の緑地から蜜や花粉団子を採集し、持ち帰っている。これらの花粉やハチミツを分析することにより、訪花植物の種を特定し、都市の生物多様性としての有効性を可視化することができる。本研究ではニホンミツバチ(Apis cerana japonica)がどの花を訪花しているのかを調査するために、36名の養蜂家にご協力をいただき、ハチミツの中に含まれている花粉の調査を行った。また、そのうちニホンミツバチと同じ場所でセイヨウミツバチ(Apis mellifera)両方を飼育している養蜂家7名に両種のハチミツを提供していただいた。また、今までの研究の中で、ハチミツから花粉を取り出す際にうまく植物が同定できないことがあった。したがて、ハチミツから花粉を含むペレットを取り出す際PCR阻害物質を阻害することを目的として、以下のように条件を変えて実験を行った①洗いの工程を1回または2回行う②洗う際に水またはバッファー溶液を使う③DNA抽出キットを(1)NucleoSpin Food TAKARA (2)DNeasy Blood & Tissue Kit (3) DNeasy Plant Mini のいずれかを用いる。これらのサンプルは、現在、マルチプレックスメタバーコーディングにより分析中である。
|
Research Products
(5 results)