2021 Fiscal Year Research-status Report

Collection and utilization of bioresources and natural products from Indonesia

Research Project

Project/Area Number	18KK0219
Research Institution	Kitasato University
Principal Investigator	供田洋北里大学, 薬学部, 特任教授 (70164043)
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha)	大城太一北里大学, 薬学部, 教授 (30458765) [Withdrawn] 大手聡北里大学, 薬学部, 助教 (00547979) 小林啓介北里大学, 薬学部, 助教 (80794734)
Project Period (FY)	2018-10-09 – 2023-03-31
Keywords	天然資源 / ライブラリー / シード探索 / 創薬
Outline of Annual Research Achievements	本研究は、(1) 微生物資源の収集と保管、(2) 天然化合物の収集と保管・創薬シーズの探索、(3) 病原微生物資源の収集と保管・診断薬やワクチンへの利用および (4) 天然生物資源のデータベースの構築を目的として進めている。前年度までにハサヌディン大学 (UNHAS) グループと共にさまざまな土地から土壌サンプルを収集し、放線菌と真菌を分離して UNHAS に保管した (放線菌、真菌合わせて約 700 株)。また、スラウエシ島西スラウエシ州ママサ周辺アラレ村で現地調査を行い、ハンセン病患者を含む住民の鼻粘膜スワブサンプルを 41 検体採取し、南スラウエシ州マカッサル周辺コディガレン地区の 20 名のハンセン病患者から血清および鼻粘膜スワブサンプルも採取した。これらのサンプルをインドネシアから日本 (北里大学) に持ち込むために、共同研究先である UNHAS、インドネシア科学院と北里大学の3者間で共同研究契約 (LoA 及び MTA) を締結した。当初の計画では最終年度の令和2年度内にサンプルを日本に持ち帰って研究を進める予定であったが、新型コロナウイルスの影響のためインドネシアを訪問することができなかった。そのため、令和3年度まで研究期間を延長したが、令和3年度も訪問が叶わなかったことから、再度研究期間を延長し、新型コロナウイルスが終息し次第、インドネシアを訪問しサンプルを日本に持ち帰り研究を進めることとする。
Current Status of Research Progress	Current Status of Research Progress 4: Progress in research has been delayed. Reason 新型コロナウイルスの影響でサンプルを日本に持ち帰ることができなかった。
Strategy for Future Research Activity	研究期間の再延長を申請した。新型コロナウイルスの影響が収まり次第、 UNHASに保管してあるサンプルを日本に持ち帰り、研究・解析を進める。
Causes of Carryover	今年度も新型コロナウイルスの影響でインドネシアを訪問できず、研究を進めることができなかったため、研究期間の再延長申請を行った。次年度使用額は、インドネシアへの旅費及び持ち帰ったサンプルを用いた実験のための物品費として使用する。