2023 Fiscal Year Annual Research Report
アフリカ大型類人猿の保全と地域開発の統合に向けた研究成果の国際発信と社会実装
Project/Area Number |
18KK0331
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Research Institution | Sugiyama Jogakuen University |
Principal Investigator |
松浦 直毅 椙山女学園大学, 人間関係学部, 准教授 (60527894)
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Project Period (FY) |
2019 – 2023
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Keywords | アフリカ / 大型類人猿 / 生物多様性保全 / 持続可能な開発 / 住民参加 |
Outline of Annual Research Achievements |
最終年度となる2023年度は、海外での発表を中心に学会やシンポジウムでの発表を重点的におこない、英語論文の作成にも努めた。5~6月に日本アフリカ学会と日本文化人類学会、7月にルワンダ(キガリ)で開催された第31回国際保全生物学会でそれぞれ発表した。8月はガボンとタンザニアで現地調査および関係者との打ち合わせやワークショップをおこなった。10月にはフランスとベルギーで関係者と打ち合わせるとともに、カメルーン(ヤウンデ)で開催された国際シンポジウムに参加・発表した。11月にはフランス(パリ)で開催された森とゾウに関する国際シンポジウムで発表するとともに、関係者との意見交換をおこなった。12~1月にはガボンで関係者との打ち合わせや成果報告をおこない、2月にはタンザニアでおなじく関係者との打ち合わせや成果報告をおこなった。論文として、コンゴ民主共和国の調査地での研究成果をまとめた英語書籍のうち1章を担当し、ガボンのゾウによる獣害状況をまとめた論文が国際誌に掲載された。コロナ禍による中断や異動にともなう渡航可能時期の制限があったため、当初予定していた数カ月の在外研究は実施できなかったが、渡航が可能になった2022年度と2023年度に精力的に活動することができ、大きな成果を残すことができた。ガボンとタンザニアでは現地研究者との議論を重ねることができ、フランス、イギリス、ベルギーなどで情報収集や意見交換をおこなって、研究ネットワークを大きく拡大することができた。多数の国際学会・シンポジウムで成果発表をおこなうとともに、英語論文をはじめとする業績もあげることができた。
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[Presentation] An integrated study on human-elephant conflict in rural Gabon. Symposium Forests and Elephants2023
Author(s)
Matsuura, N. Nomoto, M. Osaka, M. Terada, S. Yobo, CM. Moussavou, GM. Moukagni, LL. Memiaghe, HR. Diop Bineni, TR. & Ngama, S
Organizer
Symposium Forests and Elephants, Paris (France)
Int'l Joint Research
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