2019 Fiscal Year Research-status Report
Effect of GAS5 gene therapy for antibacterial resistance of alcoholics
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18KK0456
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Research Institution | Osaka Medical College |
Principal Investigator |
朝井 章 大阪医科大学, 医学部, 准教授 (30622146)
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Project Period (FY) |
2019 – 2021
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Keywords | 単球 / アルコール / GAS5遺伝子 |
Outline of Annual Research Achievements |
アルコール依存症患者において易感染性に関わるM2b単球では、GAS5遺伝子発現低下に伴って、CCL1を自ら産生しアルコール依存症患者に長期に留まり、宿主の感染抵抗性に働くM1単球の出現を抑制し続ける。それらの細胞にGAS5遺伝子を発現させる事ができれば、CCL1の産生が抑制され、結果的にM2b単球がそれらの宿主において消失するのではないかと考え、Lentiviral vectorを用いた導入の検討を開始している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
本来であれば、本年4月より海外留学し研究を行う予定であったが、現在の新型コロナウイルス感染症により、渡航先のアメリカへの入国が不可能となった為、現在日本で研究を継続している。
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Strategy for Future Research Activity |
渡航先であるアメリカのUniversity of Texas Medical Branchの受け入れが再開となり次第、渡航し、共同研究を行う。 それまでの間、日本で可能な限り研究を継続する。
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