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2007 Fiscal Year Annual Research Report

情報漏洩を防ぐ安心・安全プロセッサアーキテクチャの研究

Research Project

Project/Area Number 19024020
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

五島 正裕  The University of Tokyo, 大学院・情報理工学系研究科, 准教授 (90283639)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 坂井 修一  東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (50291290)
Keywordsマイクロプロセッサ / 情報セキュリティ
Research Abstract

情報漏洩は情報化社会が本質的に抱える問題であり、技術的な解決が必要である。
マイクロプロセッサの制御方式を含めて情報漏洩を検討している研究は少ない。データがどのように扱われるべきかは、本来プログラムが任意に酌量することではなく、データそのものに付加されるべき属性である。その上でプログラムがデータをどのように扱うかを監視することができれば、プログラムの出所に関わらず、情報漏洩防止を実現することができる。このような情報フロー追跡は計算コストが膨大なことから、これまであまり検討がされてこなかった。我々はマイクロプロセッサの処理スループットを向上させる研究を数多く行ってきており、情報フロー追跡を利用して情報漏洩を防ぐことは少ない性能オーバヘッドで可能であると考えている。
本研究では柔軟かつ堅牢な情報漏洩防止アーキテクチャの実現を目指す。すべてのデータにはどのような使用を許可するかというライセンス条件が付加される。ライセンス条件は、プログラム中のデータ処理において、ソースからディスティネーションへと伝播し、情報漏洩を検出し、プログラムな停止させることができる。
本年度は、分岐によって生じる暗黙的情報フローによる情報漏洩をも防止できるプラットフォーム技術を提案した。この方式に則れば、たとえアプリケーションに脆弱性があったとしても、情報漏洩を完全に防止することができる。

  • Research Products

    (2 results)

All 2008

All Presentation (2 results)

  • [Presentation] 耐タンパ・プロセッサのAES暗号回路の評価2008

    • Author(s)
      江口修平
    • Organizer
      STARCフォーラム/シンポジウム2008
    • Place of Presentation
      パシフイコ横浜
    • Year and Date
      20080716-17
  • [Presentation] プロセッサ性能に対する主記憶バンド幅の影響の評価2008

    • Author(s)
      江口修平
    • Organizer
      情報処理学会アーキテクチャ研究会
    • Place of Presentation
      福岡県筑紫野市
    • Year and Date
      2008-10-20

URL: 

Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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