2007 Fiscal Year Annual Research Report
情報爆発のための装着型入出力デバイスを用いた情報操作方式
Project/Area Number |
19024056
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
塚本 昌彦 Kobe University, 工学研究科, 教授 (60273588)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
義久 智樹 大阪大学, サイバーメディアセンター, 講師 (00402743)
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Keywords | ウェアラブルコンピューティング / 入力方式 / ユビキタスコンピューティング / ジェスチャ認識 / ユビキタスコンピューティング / センサデバイス / ハンズフリー入力 / ウェアラブルファッション |
Research Abstract |
近年、情報化社会の拡大に伴い、人々の扱う情報量は爆発的に増加している。本研究ではウェアラブルコンピューティング環境において爆発的に増加した情報を閲覧するために、入出力方法を状況に応じて使い分けられるようなインタフェースを構築している。今年度は、汎用性と利便性を考慮したマルチモードのセンサデバイスを開発し、これまでに考案したいくつかの入力方式を搭載し、それを用いたいくつかの実験を行った。実装したデバイスは、加速度センサと無線通信を搭載したもの、外部コネクタを介してセンサやカメラ、ボタンなどを自由に拡張できるものの2種類のユビキタス無線チップと、Q学習およびMTという学習・調整機能を有するデバイスである。これらを用いた両腕によるポインティングやフットステップ入力など、ハンズフリー型の入力システムを開発し、評価を行った。 さらにこれらのデバイスあるいは専用の別のデバイスを用いて、ウェアラブル歯科医療および神戸ルミナリエにおける電飾服を用いたダンスショーにおいてウェアラブルシステムの実運用および実験を行った。ルミナリエでは電飾パターンをインクリメンタルにプログラミングするシステムを構築し、その有用性を検証した。また、頭部装着型ディスプレイ(HMD)装着時に実環境内でどれくらいの頻度でどれくらいの時間使用されるかを調べるため、支援班が提供するIMADEルームの視線検出装置を用いて実験を行った。階段を降りる状況では視覚提示は不向きであるといった有益な結果が得られた
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Research Products
(18 results)